Carecalculate社会保障制度と費用を知る

地域活動支援センターの制度と支援内容

掲載内容:2026年度の障害福祉制度の概要

まず知っておきたいこと

どんなときに使う?
創作活動や交流などを通して、地域で過ごす場所や活動の機会を得る事業です。
費用が変わるのは?
実施内容、利用条件、参加費や材料費などは自治体や施設ごとに確認します。
次はどこへ相談する?
お住まいの自治体やセンターに、参加したい活動、開いている日、利用にかかる費用を聞いてください。

詳しい対象条件と根拠は、この後の説明に掲載しています。

地域活動支援センターでできる創作・作業・交流、職員と設備の基準、見学から利用までを説明します。広島市Ⅱ型の1日570円の基本負担と月額上限を例に、食事代などの実費を区別。対応地域の費用計算へ進めます。

作業や交流をしながら、地域で過ごす場所

地域活動支援センターは、障害のある人が通い、創作や生産活動、人との交流を通して地域で暮らすことを支える場所です。どんな活動があるか、週に何日通うか、休憩しながら参加できるかを、本人の希望に合わせて相談します。

仕事に就くことだけを目的にした場所ではありません。人と話す機会をつくりたい、家以外で落ち着いて過ごしたい、少しずつ作業を始めたいなど、困っていることから相談できます。活動内容や利用条件は自治体・施設によって異なります。

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作る・話す・練習する。自分に合う活動を探す

見学で確かめたい過ごし方
希望確かめること
創作や作業をしたい実施している作業、道具、参加時間、材料費。生産活動の工賃があるか。
人と交流したい一緒に過ごす人数、交流の機会、静かに休める場所。
暮らしの動作を練習したい生活や社会への適応のための訓練を実施しているか。
相談や入浴も利用したい相談支援や入浴の有無、予約と別料金。

国が示す機能強化の例には、相談や地域との連携に力を入れるⅠ型、機能訓練・社会適応訓練・入浴などを行うⅡ型、地域の小規模な活動を支えるⅢ型があります。数字はサービスの良し悪しや障害の重さの順位ではありません。名称だけで決めず、その施設でできることを確認します。

生産活動を行う場合、売上から必要な経費を引いた額を工賃として利用者へ支払う決まりがあります。毎月同じ給料を受け取れるという意味ではありません。作業量も、本人の負担が重くなり過ぎないよう配慮されます。

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住んでいる自治体と施設に、利用条件を確認する

対象となる障害、年齢、在学中に利用できるか、利用日数や手続は地域によって異なります。市区町村の障害福祉窓口や気になる施設へ、今の暮らしと利用したい理由を伝えましょう。

例えば広島市のⅡ型の助成は、市内に住む障害のある人などが対象で、就学中の人は原則として対象から除かれます。市の決定で利用期間や月の利用量が定められます。この条件を全国の地域活動支援センターに当てはめることはできません。

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施設長と指導員が、活動と日常の支援を担う

国の最低基準
項目内容
施設の規模10人以上が利用できる規模。毎日必ず10人以上が来るという意味ではありません。
施設長1人。福祉への熱意と適切に運営する能力が求められます。
指導員2人以上。活動や生活に必要な支援を行います。

施設長は、運営に支障がなければ他の職務との兼務が認められます。国の機能強化の類型や地域の条件によって、さらに職員や専門職が配置されることがあります。表の人数は、利用者1人に常に2人が付き添うという意味ではありません。

見学では、活動中に何人の職員がいるか、トイレや移動を手伝ってもらえるか、体調を崩したときに誰が対応するかを確かめます。医療的なケアが必要な場合は、対応できる内容を先に相談してください。

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活動する場所と、使いやすいトイレを確かめる

国の基準では、創作・生産活動や交流のための場所と必要な設備・備品、障害の特性に合うトイレが必要です。ここでは一律の床面積の数値は定められていません。他の施設と設備を共用できる場合もあります。

車いすで移動できる幅や段差、疲れたときに休める場所、音や人の多さを見学で確認しましょう。入浴、送迎、食事などはすべての施設にあるわけではないので、必要なものを一つずつ聞きます。

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利用料・食事代・材料費を分けて確認する

全国共通の自己負担額はありません。無料で利用できる範囲がある施設も、自治体の料金表に基づいて負担する施設もあります。支払う項目と金額、理由は書面で説明を受け、同意して利用する仕組みです。

広島市のⅡ型:基本分だけを利用する例
条件月の自己負担の考え方
基本額1日5,700円。本人負担は原則1割なので、上限を考えない場合は1日570円。
月10日利用5,700円×10日×1割=5,700円。
月20日・月額上限9,300円1割では11,400円ですが、上限により9,300円。
生活保護・市民税非課税など給付対象分の月額上限は0円。

広島市では、本人と配偶者の市民税の状況で判定し、課税世帯は所得割16万円未満なら月9,300円、16万円以上なら月37,200円が上限です。他の障害福祉サービスの負担と調整する仕組みもあります。上の例は食事提供体制加算などを含めない基本分の計算で、他の市や別の類型の料金には使えません。

食事代、日用品、創作・生産活動の費用などは別に必要な場合があります。「上限0円」でもこれらまで無料とは限りません。利用予定日数を伝え、利用料と実費を合わせた月の見積りを確認しましょう。

対応地域の地域活動支援センターの費用を試算する

地域別の料金と計算に含む範囲を見る

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まず見学し、通い方と費用を相談する

住んでいる自治体の窓口や相談支援の担当者に、利用できる施設を聞きます。気になる施設を見学し、活動、開所日、移動方法、費用を確かめます。見学や体験を希望するときは、必要な介助や苦手な環境も伝えてください。

利用に申請や決定が必要か、直接施設に申し込めるかを確認します。広島市のⅡ型では、市への申請・決定後に受給者証を示して協定事業者と契約します。初日までに、通う曜日、欠席連絡、食事の申込み、困ったときの相談相手を決めておきましょう。

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本人の希望を尊重し、嫌なことを相談できるようにする

参加する活動は、本人の意思と人格を尊重して考えます。家族の希望だけで決めず、本人がどう過ごしたいかを確かめます。意思を言葉にしにくいときは、写真や実際の体験などを使って選べるよう相談しましょう。

施設には秘密を守る義務と、苦情を受け付ける体制が求められます。不適切な対応や請求の疑問は施設の担当者へ、解決しにくければ市区町村などにも相談できます。虐待を防ぐ研修や担当者の配置も必要です。

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体調の変化・感染症・災害に備える

利用前に、発作やアレルギー、服薬、緊急時の連絡先など、支援に必要な情報を共有します。施設は事故時に家族や自治体などへ連絡し、対応を記録する必要があります。

感染症対策に加えて、災害や感染症が起きても必要な支援を続けるための計画と訓練が求められます。避難するときに必要な介助、送迎が止まった場合の連絡、休所の知らせ方を確認しておくと安心です。

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出典・掲載範囲

国の地域活動支援センターの設備・運営基準と地域生活支援事業実施要綱に基づきます。料金例は広島市が掲載するⅡ型の助成要綱(2021年4月施行の改正まで記載)によるもので、他地域・他類型へは当てはめません。

利用する前のQ&A

地域生活支援事業は、全国共通の料金表で計算できますか?

対象:移動支援・地域活動支援センター・日常生活用具給付等事業

掲載内容:自治体ごとの実施要綱・料金による制度(適用時期は自治体ごとに異なります)

移動支援、地域活動支援センター、日常生活用具給付等は、実施自治体の要綱や利用決定、料金の案内を確認します。全国一律の基本単位を当てはめる計算はできません。

本人の住所地へ、対象者・利用できる内容・負担額を聞きます。用具は対象品目と購入前の手続、外出は目的と援助の範囲、センターは活動内容と実費など、使いたい支援に合わせて確認しましょう。

根拠・参考:移動支援:算定解説と根拠資料(当該サービスの費用の構成・対象条件・掲載期間。各項目に一次資料への参照を掲載) 地域活動支援センター:算定解説と根拠資料(当該サービスの費用の構成・対象条件・掲載期間。各項目に一次資料への参照を掲載) 日常生活用具給付等事業:算定解説と根拠資料(当該サービスの費用の構成・対象条件・掲載期間。各項目に一次資料への参照を掲載)

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