デイサービスと訪問介護を併用すると月いくら?
デイサービスと訪問介護を月8回ずつ使う条件付きの計算例。保険の自己負担と食費を分け、月の予定・予算の記入表、計算機への入力、限度額や別料金を相談する質問を紹介します。
料金例:2026年6月施行の介護報酬に基づく2026年10月のモデルケース。実際の利用条件・加算・地域単価は事業所に確認してください。
月の予算は、予定・保険分・実費を分けて考える
この例で計算に含めた費用の小計は15,305円です。実際の支払額を保証する金額ではありません。自分の予定と見積りに置き換え、追加費用や限度額を確認するために使ってください。
| 手元の状況 | 先に整理すること | 次の行動 |
|---|---|---|
| まだ回数が決まっていない | 困る曜日・時間帯と、家族が手伝える日 | 必要な支援をケアマネと相談 |
| 予定と負担割合が分かる | サービスごとの予定と食費等の月合計 | それぞれの計算機で試算 |
| 見積書がある | 試算にない加算・実費・軽減の扱い | 不足する欄を事業所に質問 |
まずは使う月と予定を決める
週2回を毎月8回と固定せず、その月に使う日を数えます。
複数サービスをまとめて限度額判定する計算機ではありません。
一つの月のカレンダーに、通う日と訪問日を書く
デイサービスと訪問介護を別々の事業所で使う場合を考えます。通い・訪問・泊まりを一つの事業所で組む小規模多機能とは、契約や費用の仕組みが異なります。
この架空例は2026年10月5日から利用を始め、デイサービスを月・木、訪問介護を火・金に各8回利用する予定です。月初から使う場合、祝日、事業所の営業日、休む日によって回数は変わります。支援の回数は費用だけで決めず、必要な介護を担当者と相談してください。
| サービス | 利用日 | 内容 |
|---|---|---|
| デイサービス | 5・8・12・15・19・22・26・29日 | 要介護1、通常規模、7時間以上8時間未満 |
| 訪問介護 | 6・9・13・16・20・23・27・30日 | 日中・1人訪問、身体介護30分以上1時間未満 |
条件をそろえた例では、計算した範囲の小計は15,305円
両サービスとも1単位10円・1割負担、各サービス内では同一事業所を利用する前提です。デイサービスは往復送迎あり、食費を1回700円と仮定します。食費は当サイトが置いた例で、全国共通の料金ではありません。
処遇改善加算は計算機と同じ固定区分のⅡイ(通所介護10.9%、訪問介護24.9%)のみを含めます。地域や事業所の届出が違えば、そのまま実際の見積りには使えません。
| 費用 | 算式・前提 | 本人が払う額 |
|---|---|---|
| デイサービスの保険分 | 658単位×8回=5,264単位。10.9%の574単位を加算 | 5,838円 |
| 訪問介護の保険分 | 387単位×8回=3,096単位。24.9%の771単位を加算 | 3,867円 |
| デイサービスの食費 | 700円×8回 | 5,600円 |
| 上の3項目の小計 | 5,838+3,867+5,600 | 15,305円 |
| その他の加算・実費等 | この例に含めていない | 見積りで確認 |
- 加算はサービス別の月合計に率を掛け、単位の端数を四捨五入した例です。1回の丸めた金額を8倍したものではありません。
- 入浴・個別機能訓練等の加算、減算、訪問介護の夜間や身体介護に続く生活援助等は含めていません。
- 高額介護サービス費、公費等の軽減・払戻し、支給限度額を超える費用もこの小計に反映していません。
計算機には、同じ月・負担割合でそれぞれ入力する
両方の計算機で対象月と負担割合をそろえ、各事業所の所在地を選びます。同じ市区町村でもサービスによって1単位の単価が違う場合があります。居住地をそのまま事業所所在地にしないでください。
通所介護では要介護度・時間・利用日を入れ、食費などの実費欄には1回分ではなく月合計を入れます。この例の食費は5,600円です。訪問介護では各日の身体介護の時間区分を入れます。リンクを開いても記事の条件は自動入力されません。
結果を転記するとき、通所介護の「実費を含む小計」を使ったなら食費をもう一度足しません。保険分だけを写した場合に食費を別に足します。計算機が対応しない区分は似た項目で代用せず、見積書を頼みましょう。
合計額だけでは支給限度額に収まるか分からない
利用者が払う1~3割の額と、介護保険の支給限度額は別のものです。食費も含んだ家計の小計を、そのまま支給限度額と比べません。限度額の管理では、対象になるサービスや加算の扱いを分ける必要があります。
限度額を超えた対象サービスの費用は通常の1~3割負担とは扱いが変わります。福祉用具など他の利用も一覧にし、ケアマネジャーに月全体の計画で確認してもらってください。高額介護サービス費などの負担軽減と、支給限度額も別々に確認します。
この項目をメモして、見積りと一緒に相談する
紙や普段のメモに以下を写してください。病名や個人情報をこのページへ入力する必要はありません。金額の空欄は0円ではなく「まだ確認していない」と残します。
| 記入する項目 | 書き方・聞き方 |
|---|---|
| 対象月・負担割合 | __年__月/負担割合証は__割 |
| 通所介護 | __回/保険の自己負担__円/食費等__円 |
| 訪問介護 | 身体介護__回・生活援助__回/自己負担__円 |
| そのほかの利用 | 福祉用具等の名前、金額が分かる見積り |
| 未確認の費用 | 入浴等の加算、別料金、取消料を項目ごとに記入 |
| 家計として使える目安 | 月__円程度/超えそうなときに相談したいこと |
- 「この予定に必要な支援が足りていますか。家族が難しい時間帯も含めて相談したいです」
- 「ほかのサービスを含め、支給限度額を超える分はありますか」
- 「計算機に入っていない加算や実費は、見積書のどの欄ですか」
- 「負担が重いとき、利用できる軽減と申請先を教えてください」
編集・計算例:Carecalculate。架空の予定に基づく相談準備の例で、個人の必要な介護量・利用資格・請求額を決めるものではありません。