Carecalculate社会保障制度と費用を知る

生活介護の算定と利用者負担

掲載内容:2026年6月施行の障害福祉サービス等報酬改定に基づく内容

まず知っておきたいこと

どんなときに使う?
日中に通う場などで介護を受け、創作活動や生産活動に参加しながら生活を支えてもらいます。
費用が変わるのは?
障害支援区分、利用時間、事業所の規模、送迎や食事などで変わります。利用日数だけでは総額は決まりません。
次はどこへ相談する?
相談支援の担当者に受けたい介助や活動を伝え、見学時に送迎・食事と月の負担を確認してください。

詳しい対象条件と根拠は、この後の説明に掲載しています。

日中の生活介護の基本報酬を、定員、障害支援区分、計画上の提供時間から確認します。送迎・食事・延長・看護体制等の加算と、本人の月額上限や実費を分けて読むための解説です。

参考金額の前提

報酬を読む順序

事業所の利用定員、障害支援区分、個別支援計画に位置付けた提供時間により基本報酬を区分します。短時間利用、延長支援、送迎、食事提供、重度障害者への支援、看護職員配置等は別に評価されるため、日数だけで全費用を比較することはできません。

確認する順序

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷7・8・9頁

基本報酬の確認

算定単位:区分ごとの日・回・月

算定区分基本単位算定単位
定員11~20人・6時間以上7時間未満・区分61,258 単位1日
定員11~20人・6時間以上7時間未満・区分5941 単位1日
定員11~20人・6時間以上7時間未満・区分4652 単位1日
定員11~20人・6時間以上7時間未満・区分3583 単位1日
定員11~20人・6時間以上7時間未満・区分2以下532 単位1日

下表の前提に合う場合の基本部分です。ここにない区分が無料、又は利用できないという意味ではありません。

算定条件(次のすべてを確認)

併算定・回数の制限

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷7・8・9頁

訪問支援特別加算

算定単位:表記の回・日・月

評価単位等
訪問支援特別加算1時間未満187/1時間以上280単位・回

月2回まで。利用できない状況等に対し居宅を訪問して支援する場合です。 自動的に全員へ付く料金ではありません。詳細な施設基準、実施記録、届出、併算定制限は当該加算の告示・留意事項を確認します。

算定条件(次のすべてを確認)

併算定・回数の制限

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷9頁・訪問支援特別加算

欠席時対応加算

算定単位:表記の回・日・月

評価単位等
欠席時対応加算94単位/回

月4回まで。欠席時の相談援助等を行い記録します。 自動的に全員へ付く料金ではありません。詳細な施設基準、実施記録、届出、併算定制限は当該加算の告示・留意事項を確認します。

算定条件(次のすべてを確認)

併算定・回数の制限

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷9頁・欠席時対応加算

リハビリテーション加算

算定単位:表記の回・日・月

評価単位等
リハビリテーション加算Ⅰ48/Ⅱ20単位・日

リハビリテーションの計画・実施等の区分要件を確認します。 自動的に全員へ付く料金ではありません。詳細な施設基準、実施記録、届出、併算定制限は当該加算の告示・留意事項を確認します。

算定条件(次のすべてを確認)

併算定・回数の制限

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷9頁・リハビリテーション加算

利用者負担上限額管理加算

算定単位:表記の回・日・月

評価単位等
利用者負担上限額管理加算150単位/回

月1回まで。管理事業所として上限額管理を実施します。 自動的に全員へ付く料金ではありません。詳細な施設基準、実施記録、届出、併算定制限は当該加算の告示・留意事項を確認します。

算定条件(次のすべてを確認)

併算定・回数の制限

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷9頁・利用者負担上限額管理加算

食事提供体制加算

算定単位:表記の回・日・月

評価単位等
食事提供体制加算30単位/日

対象者と食事提供体制の要件を確認します。 自動的に全員へ付く料金ではありません。詳細な施設基準、実施記録、届出、併算定制限は当該加算の告示・留意事項を確認します。

算定条件(次のすべてを確認)

併算定・回数の制限

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷9頁・食事提供体制加算

延長支援加算

算定単位:表記の回・日・月

評価単位等
延長支援加算9~10時間100/10~11時間200/11~12時間300/12時間以上400単位・日

延長支援の実施時間と体制を確認します。基本報酬の提供時間と分けて整理します。 自動的に全員へ付く料金ではありません。詳細な施設基準、実施記録、届出、併算定制限は当該加算の告示・留意事項を確認します。

算定条件(次のすべてを確認)

併算定・回数の制限

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷9頁・延長支援加算

送迎加算

算定単位:表記の回・日・月

評価単位等
送迎加算Ⅰ21/Ⅱ10単位・片道

実施する送迎の体制・人数等の要件を確認します。 自動的に全員へ付く料金ではありません。詳細な施設基準、実施記録、届出、併算定制限は当該加算の告示・留意事項を確認します。

算定条件(次のすべてを確認)

併算定・回数の制限

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷9頁・送迎加算

加算・減算を確認する際の注意

基本報酬とは別に、職員配置や専門性、初回・初期の支援、家族や医療機関等との連携、送迎などを評価する項目があります。対象となる項目はサービスごとに異なります。身体拘束、虐待防止、業務継続計画、情報公表等の減算も、対象と適用要件を確認します。

割合で計算する処遇改善加算等は、対象となる所定単位にそのサービスの率を適用します。一律の単位数を加える項目や、月・日・回ごとの上限がある項目と混同しないでください。下の一次資料には掲載区分以外の基本報酬・加減算も記載されています。

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷7・8・9頁

算定の読み方 Q&A

表の単位数がそのまま自己負担になりますか?

なりません。支援に対する報酬、給付される額、利用者が負担する額を分けます。地域ごとの単価、負担上限や無償化等、実費の条件を確認します。

補足Q&A(原文を踏まえた解説):厚生労働省・障害者の利用者負担/月ごとの利用者負担の上限・負担軽減

日数・回数・月数を同じように掛けてよいですか?

それぞれの項目の算定単位に合わせます。月額の支援費に面談回数を掛けたり、加算の上限回数を超えて足したりしません。

補足Q&A(原文を踏まえた解説):令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷7・8・9頁

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷7・8・9頁

福祉・介護職員等処遇改善加算

算定単位:1月

区分所定単位に対する割合
Ⅰイ93/1,000(9.3%)
Ⅰロ97/1,000(9.7%)
Ⅱイ92/1,000(9.2%)
Ⅱロ96/1,000(9.6%)
Ⅲ79/1,000(7.9%)
Ⅳ67/1,000(6.7%)

賃金改善・職場環境等の要件を満たし、該当区分を届け出た事業所で算定する月単位の加算です。基本報酬だけでなく対象となる加算等を含む所定単位に率を掛けます。ⅠイとⅠロなどを同時に足すものではありません。

上表は当該ページの基本となる事業所区分の率です。指定障害者支援施設での実施、経過的な児童発達支援等に別の率がある場合は、その区分の表を確認します。未掲載の特例を同じ率とみなさないでください。

算定条件(次のすべてを確認)

併算定・回数の制限

留意事項

根拠:令和8年度 障害福祉サービス費等の報酬算定構造/印刷9頁・福祉・介護職員等処遇改善加算

掲載範囲・未収録項目

費用・算定のQ&A

生活介護は、支援区分と利用日数が分かれば計算できますか?

対象:生活介護

掲載内容:2026年6月施行の障害福祉サービス等報酬改定に基づく内容

費用には事業所の定員や、計画に位置付けた提供時間なども関係します。支援区分と日数だけで、どの事業所でも同じ金額になるとは限りません。

指定障害者支援施設以外で、定員11~20人・提供時間6時間以上7時間未満を対象に、処遇改善Ⅱイ9.2%を固定で加えます。送迎、食事、看護職員配置等の加算は含まないため、事業所の区分と別料金も確認してください。

根拠・参考:生活介護:算定解説と根拠資料(当該サービスの費用の構成・対象条件・掲載期間。各項目に一次資料への参照を掲載)

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