介護予防訪問リハビリテーションの費用試算の使い方
40分のリハビリを2回として入力する方法と、12か月超の減算区分の選び方を説明します。月の前後の予定を使った回数確認や、通常の試算では扱えない特例も確認できます。
参考表示の地域:地域未選択(地域ごとの実施・単価は別途確認)
1.負担割合・所在地・対象月を選ぶ
負担割合証などに合わせ、1割・2割・3割を選びます。初期値は1割です。
事業所の都道府県を選び、表示された市区町村を選びます。所在地はサービス検索や算定解説と共通のクッキーに保存されます。所在地未選択では、その下の入力が半透明になります。
対象月はカレンダー上部で選びます。月を切り替えた後は、予定一覧を確認してください。
2.算定区分(事業所の提供体制と利用条件)を選ぶ
事業所の提供体制と本人の状態に合う区分を選びます。安い区分を自由に選択するものではありません。
区分を変更すると、入力できる項目・回数条件も切り替わります。画面の再表示後に予定と注記を確認してください。
選べる区分と入力内容
12月以内、または12月超でも減算免除要件を満たす
算定区分:20分以上(20分を1回として入力)
- PT・OT・STを合計して20分を1回とします。連続7日間で6回以内の保守的な試算範囲です。週の起算日に関する法令解釈を確定するものではありません。
12月を超え、減算免除要件を満たさない
算定区分:20分以上(20分を1回として入力)
- PT・OT・STを合計して20分を1回とします。連続7日間で6回以内の保守的な試算範囲です。週の起算日に関する法令解釈を確定するものではありません。
3.予定・算定回数を入力する
訪問ごとの算定がある区分ではカレンダーの日付を押し、「この日に予定を追加」で予定行を作ります。算定区分と回数を指定してください。日付を押すだけでは予定は追加されません。
別の日や別区分は行を追加します。「全予定を表示」で一覧を確認し、不要な行は削除します。
PT・OT・STを合計し、20分を1回として入力します。40分相当を算定する予定なら回数は2です。訪問件数の1とは区別します。
12月を超える場合の減算の有無を選びます。訪問看護ステーションの療法士による訪問看護とは別のサービスです。

4.計算結果を確認する
「計算する」を押すと結果部分が更新されます。入力を直した後は再度計算してください。
合計単位と訪問ごとの内訳、費用小計、通常の保険給付額、通常自己負担を確認します。
事業所所在地から導いた級地と1単位の単価を結果に表示します。
基本部分に固定の処遇改善加算を加えた試算です。その他の加算・対象外の減算、公費・払戻し・保険外費用を反映した最終支出は計算していません。
区分支給限度基準額内の通常負担です。他サービスとの合算や限度額超過分は含みません。
この計算で反映する条件・反映しない費用
介護職員等処遇改善加算(1.5%)の届出がある一事業所を仮定します。実際の届出区分により金額は異なります。画面で扱う減算を反映した基本部分を加算の対象とし、画面にない加減算・実費は含めません。 各種体制加算・特別地域等の加算は算入しません。
虐待防止・業務継続計画等の減算に該当しない事業所を想定します。
高額介護サービス費・公費・保険外実費・他サービスとの支給限度額調整は含みません。
利用開始月から12月超で免除要件を満たさない場合は、1回30単位を減算します。
事業所の医師による診療・計画・指示がある通常区分です。診療未実施減算、同一建物減算、短期集中等は含みません。
通常は1週6回(20分を1回)。退院・退所後3月以内に医師の指示で行う週12回の特例は、この通常試算の対象外です。
医師の特別指示による医療保険対象期間は算定対象外です。
計画・説明同意・各職種の指示等、算定区分ごとの条件を満たす前提です。該当しない場合は適用条件をNOにしてください。
入力ができない・回数のエラーが出るとき
所在地・対象月・算定区分・回数を確認します。次に必要な入力欄が淡く強調されます。訪問ごとの区分では、必要な予定がない間は計算できません。
「適用条件の確認・変更」は通常閉じています。明示的にNOを選ぶと、計算を止める条件があります。
月前後の予定の入力欄がある区分では、指定された期間の予定を「YYYY-MM-DD:回数」の形式で入力し、複数日はカンマで区切ります。隣接月の費用は当月の金額に加えず、回数・間隔の確認に使います。
入力エラーは制度の対象外と同義ではありません。特例や複数職種の合算など、この試算が対応しない条件は事業所に確認してください。制度紹介・算定解説には試算範囲外の条件も掲載しています。