Carecalculate社会保障制度と費用を知る

訪問リハビリテーション(介護保険)の費用試算の使い方

介護保険の訪問リハビリで、20分単位の数量と職種を入力する手順です。40分を2回とする例、月をまたぐ予定の設定、回数エラーへの対応、計算結果の見方を確認できます。

所在地と負担割合を選び、月カレンダーに予定を追加して基本報酬を試算します。

1.負担割合と事業所所在地を選ぶ

負担割合は1割が初期値です。負担割合証などで確認した割合に合わせて、1割・2割・3割から選びます。

事業所の都道府県を選ぶと市区町村の候補が切り替わります。事業所所在地を選んでください。選択した地域はサービス検索・算定解説・他の計算画面でも共有されます。

所在地が未選択の間は、カレンダー以下が半透明になり操作できません。市区町村まで選ぶと入力できます。

2.対象月と訪問日を選ぶ

対象月を指定して「月を表示」、又は「前の月」「次の月」で切り替えます。カレンダーの日付を押し、「この日に予定を追加」を押してください。日付を選ぶだけでは予定は追加されません。

対象月は月ごとに確認してください。月を移動した後は、カレンダーと予定一覧を見てから計算します。

3.算定区分と回数を入力する

「職種」で理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)を選びます。

「時間・算定区分」は「20分以上を1回として算定」を選びます。

「算定回数(20分単位)」には、計画上の算定回数を入力します。40分を2回として算定する予定なら「2」です。40分の訪問だから訪問件数の「1」とする入力ではありません。

職種や訪問日が異なる予定は、別の行に追加してください。この画面は訪問リハビリテーションのもので、訪問看護ステーションのPT・OT・STによる訪問看護とは別です。

訪問リハビリテーションの予定入力画面
2026年9月15日撮影。架空の予定による操作例です。

4.予定を確認・修正する

日付を選ぶと、その日の予定を確認できます。「全予定を表示」で月の一覧へ戻れます。同じ日に別の予定を足す場合は「この日に予定を追加」を押します。

不要な行は「削除」で取り除きます。日付・区分・回数を変更した後は、カレンダーと一覧を確認してください。

入力が足りないときは、次に操作する入力欄が淡く強調されます。予定が0件、又は必要な職種・算定区分が未選択の間は計算ボタンを押せません。

5.計算結果を読む

「計算する」を押すと、入力画面を保ったまま結果部分が更新されます。予定や負担割合を変更した場合は、もう一度計算してください。

合計単位には基本部分と固定の処遇改善加算を含みます。費用小計、通常の保険給付額、通常自己負担を分けて確認します。対象月、事業所所在地、級地、1単位の単価も結果に表示します。

処遇改善加算は月の対象単位に率を掛けて計算します。予定の行ごとの金額だけでなく、月合計の加算単位と固定した率を確認してください。

固定の処遇改善加算以外の加減算・限度額超過・公費・払戻し等を反映した最終支出ではありません。

月の前後の予定と回数確認

「適用条件の確認・変更」を開くと、月境界の前後6日間の予定を入力できます。当月の予定と合わせた回数確認に使い、隣接月の金額は当月結果には含めません。空欄は予定なしという前提になります。

現在の試算は、PT・OT・STを合計して連続7日間で6回以内かを確認する、厳しめの入力範囲です。制度上の週起算日を確定する機能ではありません。退院・退所後の週12回特例は未対応です。

回数のエラーが出た場合、日付、20分単位の算定回数、他職種・隣接月の予定を確認してください。特例利用を含む計画は、この画面の対応範囲外です。

訪問リハビリで試算できる範囲

現在は介護給付の基本報酬を試算します。事業所の医師による診療・指示、計画・本人同意の要件を満たす前提です。

固定の処遇改善加算以外の加算・減算や、高額介護サービス費、公費・助成、診療料・交通費等を含めた最終支出は計算していません。介護予防訪問リハビリテーションは別のサービスです。

介護職員等処遇改善加算(1.5%)の届出がある一事業所を仮定します。実際の届出区分により金額は異なります。画面で扱う減算を反映した基本部分を加算の対象とし、画面にない加減算・実費は含めません。

条件に合わないとき・計算できないとき

「適用条件の確認・変更」は通常閉じています。明示的にNOを選んだ場合、該当条件により計算を止めることがあります。必要な計画・同意等は、下部の注記も確認してください。

所在地、予定の有無、選択区分、回数、対象月を順に確認します。表示されたエラーに合わせて修正してください。制度が適用されないことと、この試算が対応していないことは区別してください。

制度の目的・対象者は「制度紹介」、加算や減算を含む報酬の詳細は「算定解説」を参照してください。「使い方」は別タブで開くので、入力中の画面に戻って続けられます。